あがり症を克服して楽しい演奏を取り戻そう!

あがり症の原因と克服・改善方法ナビ k (11)
あがり症とは、大勢の人前で話したり面接の受け答えをする際などに緊張し、体の震えが止まらなくなったり大量に発汗するなど、多種多様な症状が出る病気です。

その中でも特に音楽家に見られるあがり症を、音楽演奏不安症と言われています。

これは読んで字のごとく、音楽家が演奏するときに強い不安感に襲われ、心身のコントロールが出来なくなる症状です。

それによって実力の半分も発揮出来なくなったり、途中で演奏を止めてしまうことすらあります。

それでは何故そのような症状が表れるのか、その仕組みを克服方法と合わせて解説させて頂きます。

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自分の実力以上のことはどうあがいても出来ない

音楽家が演奏をするシチュエーションは様々だと思いますが、大きく分けて二種類に分類されます。

それは、練習と本番です。

そして音楽演奏不安症、つまりあがり症が引き起こるのは、本番に臨むときです。

このときあがり症の人の頭の中では、「演奏を失敗してはいけない」と言う思考が働きがちです。

しかし、人間の脳は否定的な命令を受け付けるようには出来ておらず、そう言った思考は十分なパフォーマンスを妨げる要因にしかなりません。

また、コンクールなどで演奏する際は特にその思いが顕著で、自分の全力、もしくはそれ以上を望んでしまいます。

ですがどれだけ優れた人でも本番では練習の80%の力を発揮出来たら良い方だと言われているので、この考えも余計にあがってしまう原因になってしまいます。

そして音楽に携わる人に良くあるケースとして、急激に求められるスキルが上昇すると言うことがあります。

中学生や高校生など、学生が吹奏楽部などに入部していきなり難しい楽譜を渡されることがあります。

そうした場合、自分の能力以上の技術を要求されるので練習のときから緊張し、本番では完全にあがってしまうことがあります。

入学して間もない音大生にも同じことが言え、早々に高いレベルの演奏を要求されるので、それまで何ともなかった人が急にあがり症になることもあり得るのです。

これらの人の中にはそれまで好きだった音楽が苦痛になり、やめてしまう人も残念ながらいます。

もしこの文章を読んでいる方が音楽を諦めようとしているのなら、その前にあがり症の克服に取り組んで頂きたいです。

自分を知ろう

自分の能力以上の結果を望むとあがってしまうのは前述の通りですが、逆も同じことが言えます。

すなわち、自分を過小評価し過ぎるのもあがり症の原因になるのです。

しかし過小評価するには理由があり、大抵の場合は過去の失敗経験によるモノです。

「前のコンクールで失敗したからどうせ今回も無理だ」などと、本来は入賞出来る実力を持った人が力を発揮出来ずに終わってしまうことも往々にしてあります。

そのような負の連鎖によってどんどん自分のことが信じられなくなり、ことあるごとにあがり症の症状が出てしまうようになるのです。

それらを克服する為に私が提案したいのは、自分に出来ることと出来ないことを明確に区別することです。

例えば難易度別の楽譜を用意して、どこまでなら自分が無理なく演奏出来るのかを正確に把握します。

そして、実際に人前で演奏するときは出来るだけ身の丈に合った曲を選びましょう。

それを繰り返して成功体験と積むうちに、人前での演奏を克服出来る可能性があります。

とは言え、部活動などに所属していれば自由に曲を選べるとは限りません。

その場合でも演奏することになった曲と自身の力量を比べて、どの程度の差があるのか把握して下さい。

問題なく演奏出来るならそれでよし、そうでなければ無理に完璧に演奏しようとするのではなく、出来る範囲で全力を尽くせば良いのです。

出来ないことをしようとしても緊張するだけで、良いことはありません。

最大限努力はしつつも、「出来ないことは出来ない」と割り切ることもときには大切です。

そうすれば、いつの間にか苦痛になっていた演奏が、再び楽しいモノになることもあるでしょう。

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